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.1クラス以上の男子ロードレースを予想します。

3/22 E3•サクソ•クラシック🇧🇪(1.UWT)

ハレルベーケ〜ハレルベーケ

【予想】

⭐️⭐️⭐️Van Der Poel

⭐️⭐️Jorgenson-Van Aert

⭐️Bettiol-Pedersen-Wellens

【プレビュー】

「ミニ•ツール•ド•フランドル」と呼ばれるロンドの前哨戦だ。17の短い峠と5つの石畳セクションによって最も強いクラシックライダーを証明するレースとなる。E3クラシックの中心となるのは、スタート勝つフィニッシュ地点であるハレルベーケ。序盤は比較的平坦なコースとなっており、本格的に厳しくなるのは残り118kmのラ•ユップ(1.9km 5.1%)から。レースが動くのは残り105km、石畳のオウデ•クライスベルグ(0.9km 5.3%)から。ヴィスマは強力なチーム力を持って1つ目のアタックを仕掛けてくるだろう。さらに残り99kmのターイエンベルグ(0.6km 6.8%)でセレクションがかかり、ロンド本番でもお馴染み残り44kmのパテルベルグ(0.4km 10.3%)&残り39kmのオウデ•クワレモント(2.1km 4.2%)が最大の難関。最終盤にスプリントにしたくない選手たちが仕掛けるのが、最後の登りとなる残り21kmのティエヘンベルグ(0.8km 5%)。そこからは平坦区間ではあるが、登りで遅れてしまった選手たちが追いつくのは難しくなる。

ファンデルプール🇳🇱(ACD)とファンアールト🇧🇪(TVL)の2人の巨人の対決が最も注目されるポイントである。昨年はファンアールトがポガチャルとマチューに登りで遅れをとりつつも最後は追いつき、スプリントで勝利した。今シーズンもこの登りの厳しいレースでは直接対決になると予想される。ファンデルプールは、サンレモでポガチャルのアタックへのチェックで素晴らしい加速を見せていたし、クールネの調子をキープしていれば、ワウトは十分対抗できるはずだ。ヴィスマは強力なチーム、トラトニック🇸🇮(TVL)やハーゲネス🇳🇴(TVL)を利用して登り区間の最初から仕掛けるはず。ワウトが前にいればマチューも追随することになるが、そこにはべノート🇧🇪(TVL)やジョーゲンソン🇺🇸(TVL)もついている。彼らがワウトの前を先行するグループを作ろうとするも、ベッティオル🇮🇹(EFE)やピーダスン🇩🇰(LTK)ら実力者に阻まれそうはさせず、ファンアールトの地の力で先行。エリートグループのままフィニッシュまで行き、マッチスプリントとなると考えた。マチューvsワウトのスプリント、強いのはマチューだが、E3を得意とするのはワウト。楽しみな対決だ。

サンレモで輝きを放ったアラフィリップ🇫🇷(SOQ)も楽しみな選手。残り1kmでのパンクでスプリントができなかったが本来のパンチ力を見せた。チームメイトのスグリーン🇩🇰(SOQ)は2021年に勝っている。バーレーンモホリッチ🇸🇮(TBV)、ライト🇬🇧(TBV)、パスクアロン🇮🇹(TBV)、そして新加入のヴィシニオウスキ🇵🇱(TBV)が出場。コフィディスザングレ🇫🇷(COF)も好調。復調気味のナーセン🇧🇪(DAT)、キュング🇨🇭(GFD)とマドゥアス🇫🇷(GFD)のFDJコンビ、ナルバエス🇪🇨(IGD)、ストゥイヴェン🇧🇪(LTK)、スクインシュ🇱🇻(LTK)、ラスカノ🇪🇸(MOV)、マシューズ🇦🇺(JAY)、ウェレンス🇧🇪(UAD)、モルガド🇵🇹(UAD)、ドゥリー🇧🇪(LTD)に注目。

【注目選手】

マッテオ•ジョーゲンソン🇺🇸(TVL)

石畳もどちらかといえば少なく、登りの厳しいレースにおいて、パリ〜ニースを制し、独走力も備える彼はヴィスマの切れる最高のカードの一つ。昨年のE3でも4位。マチューがワウトをマークする形になった時、彼のアタックが効くはずだ。

【スタートリスト】

Data powered by FirstCycling.com

【スタート・フィニッシュ】

🇯🇵3/22 19:45〜24:35

【放送】

🇯🇵 日本では放送なし