ロードレースを予想する!

.1クラス以上の男子ロードレースを予想します。

3/27 ドワルス•ドール•フランデーレン🇧🇪(1.UWT)

ローセラーレ〜ワレヘム

【予想】

⭐️⭐️⭐️Van Aert

⭐️⭐️Pithie-Pedersen

⭐️Lazkano-Jorgenson-Girmay

【プレビュー】

ロンド前最後のクラシックレース。モニュメントに向け注目選手たちが最後の調整にやってきた。2022年はここで勝ったマチューがそのままロンドでも勝利。ここで活躍した選手たちには日曜日も目を離せない。

ドワルス•ドール、まさにフランダースを横断するこのレースは、188kmとやや短め。だが北のクラシックらしく登りは厳しく、ピュアスプリンターは脱落し、小集団や独走でのフィニッシュが予想される。最初の登りは残り137kmのヘレストラート(1.5km 3.5%)。そこからはフォルケヘンベルグやホトンド、クノクテベルグといったお馴染みの登りを通る。そして特に残り54kmの2回目クノクテベルグ(1.1km 7.6%)と2回目ホトンド(0.8km 5.2%)はアタックするには最適な場所。その後の石畳の長い道、マリアボッレストラート、激坂ラデウゼ(1.2km 5.4%)にかけて集団は崩壊する。最後の登りは残り10kmのノケレベルグだが、ゴールまで距離はもうわずかで、そこまで集団に残って見合ってしまうとフィニッシュまでに先行グループに追いつけなくなってしまうため、その前のドールン(残り29km)、フルゼポントウェグ(残り25km)、ヘレゲムストラート(残り20km)といった石畳の厳しい道で勝負を決したい。

気になるのは、ロンド前のファンアールト🇧🇪(TVL)の調子だろう。ライバルであるファンデルプールはE3の走りを見る限り絶好調。ヘントではやや疲れが見えたが、マチューを倒すには相当の苦労を要する。ヴィスマはラポルト、ファンバーレの離脱が痛いところではあるが、ジョーゲンソン🇺🇸(TVL)、べノート🇧🇪(TVL)、トラトニック🇸🇮(TVL)ら頼れる選手たちがいる。並み居るスプリンターを脱落させるため、ヴィスマは登りでチームアタックやハイペースを敷き、先頭になるべく多くの人数を送り込む作戦を見せるだろう。さらにはファンアールトの長距離アタック、さらには先述のサブエースたちによるチェックを徹底すれば、チャンスは大きい。対抗となるのはヘントで素晴らしいチーム力を見せたリドル・トレック。エースはスプリントでマチューを破ったピーダスン🇩🇰(LTK)。マチューの加速にも決して遅れることなく、ヴィスマ勢の攻撃にも屈しないはずだ。ストゥイヴェン🇧🇪(LTK)もE3では2位に入るなど好調。スプリントだけではないことを示したミラン🇮🇹(LTK)、さらにはスクインシュ🇱🇻(LTK)ら強力な布陣。そしてマチュー、ピーダスンという怪物に食らいついたピシー🇳🇿(GFD)も楽しみな存在。最近は不運も重なり活躍がないチームメイトのキュング🇨🇭(GFD)にも注目だ。昨年は2位に入ったラスカノ🇪🇸(MOV)、さらには2022年の調子を取り戻したギルマイ🇪🇷IWA)、ポガチャル不在のクラシック班を牽引するウェレンス🇧🇪(UAD)とポリッツ🇩🇪(UAD)、ヘントでの落車が心配されたものの水曜日に復帰を果たしたベッティオル🇮🇹(EFE)、ロンドへのチーム不選出に悔しさを語るトゥルジス🇫🇷(TEN)、不調スーダルのアラフィリップ🇫🇷(SOQ)、ランパールト🇧🇪(SOQ)、マニエ🇫🇷(SOQ)、さらにはスプリントとなればフィリプセン🇧🇪(ACD)、メーウス🇧🇪(BOR)、クリストフ🇳🇴(UNO)、マシューズ🇦🇺(JAY)ら注目選手は盛りだくさん。

【注目選手】

ジョナサン•ミラン🇮🇹(LTK)

昨年のジロポイント賞でトップスプリンターの仲間入りを果たし、新加入のリドルで春から素晴らしい活躍を見せている23歳。先日のヘントではピーダスンと共にケンメルベルグを先頭で登るなどクラシック耐性も見せた。好調のストゥイヴェン、スクインシュと共にチーム力で勝負を狙う。

【スタートリスト】

Data powered by FirstCycling.com

【スタート・フィニッシュ】

🇯🇵3/27 20:15〜24:41

【放送】

🇯🇵 日本では放送なし